エンクレイヴの軍事活動 については、Department of the Army をご覧ください。 |
私は人々によって選出された大統領です。合衆国はまだ存在しています。神は一人一人、私達を祝福してくれます。私たちは、戦争後の世界を生きるために、順応しなければなりませんでした。
”— President ディック・リチャードソンエンクレイヴは法的に認可された存続する政府機関だとして、また合衆国政府としての立場や権利を主張し続けている、大戦争前の合衆国政府のメンバー達が立ち上げた、科学的、軍事的な秘密主義組織です。[4]
エンクレイヴは(その殆どが)政府の最高層の職員の子孫からなります。(Fallout Bibleによると、大戦争の前の最後の大統領も含まれました) 合衆国の軍の様々な部門のエリート官僚や、大企業と強力なコネクションを持っていた数人の人間が、ポセイドンエネルギー社のオイルリグに退避しました。
概要[]
エンクレイヴの人間は、開かれていないVaultの人間達を除いた場合において、最も純粋であり、かつミュータント化していない、人類で最後の存在であること、そしてウェイストランドで最も高度なテクノロジーを持つ派閥であることに誇りを持っていました。ウェイストランドの人々はFEVウイルスや放射能の影響を受けているため、一般的にエンクレイヴの殆どのメンバーは、彼らが自分たちと同レベル、あるいはそれ以上の完全なる人間であると考えていません。
ウェイストランドの人々だけでなく、スーパーミュータントやグールのような変異している生物は、徴兵し資産とするか奴隷にされるべき "憎き存在" と考えられています。加えて最悪の場合は、 "本当の人類" がアメリカの "本当" の国民として代わる為に根絶された事もありました。
政府は大統領によって総括され、エンクレイヴ・ラジオで放送されたスピーチによると、議会のようなものが存在します。[5] エンクレイヴの科学者は、また他に知られているどの組織よりも訓練された兵士や、ウェイストランド全体において戦後最高の科学技術を有し、プロトタイプ兵器や、高度な改良を施したパワーアーマーなどを開発し続けています (例えば、アドバンスド・パワーアーマー) 。
またエンクレイヴは、核戦争後の世界で唯一知られている最後の石油燃料の供給ラインを何とか確保しています。これらは彼らの輸送機であるベルチバードの燃料として使用されています。[6]
背景[]
起源[]
大戦争を乗り切った、一握りの旧世界の組織の1つであるエンクレイヴは、戦前のアメリカ政府や軍の様々な部門に起源を持っています。創立者達は "核戦争の不可避性" を考慮し、彼らはアメリカ国民の大部分が核戦争を生き残れない事を知っていました。しかし彼らはアメリカの "重要な人々" が生き残る限り、最悪の事態が起こったとしても、素早く政府を再構築し、これを最後に共産主義を一掃できると信じていました。そして国を復元、再構築するつもりでした。
エンクレイヴに属さないものの、多くの影響力を持つ企業 (最も悪名高いのはVault-Tec社) は、政府公認の戦争契約によって生じる利益を期待して活動しました。それに基づき、エンクレイヴは彼らの研究施設の多くを2077年の核戦争から保護、保存、あるいは部分的な保護をしました。しかし中には見捨てられたものもあります。[7]2073年には僅かに残った天然資源を確保するために、世界的な競争がピークを迎えました。アメリカは全世界で最後の原油(太平洋の数千フィート地下)を確保し、その権利を主張しました。資源戦争に繋がるまでの数年間、世界で残り僅かの石油備蓄を独占したアメリカはオイルリグを建設し、非常に高価で貴重な石油を迅速に抽出するため、ポセイドンオイル社と契約しました。
そして2077年の宿命的な年の最初に、ようやく核戦争による崩壊へ向かうこの惑星において、アメリカ合衆国大統領と政府高官や、政府に繋がりを持つ様々なメンバー達は強固に防備された極秘の場所へ後退しました。加えてエンクレイヴの多くのメンバー達も世界中の遠隔施設へ移動しました。しかし爆弾が落ち始めた時、太平洋のポセイドン社のオイルリグに本部を構築した主要グループを含め、彼らは全ての通信を失いました。彼らはアメリカ合衆国を取り戻し、再建させ、戦い続ける事を選びました。永久に共産主義を一掃するという究極の目標の為に…[7]
世界が核の炎で燃えた時、アメリカ政府も、大統領も、エンクレイヴも同様に燃えました。現在のエンクレイヴは戦前に彼らが予測したポジションである、世界で最後の組織化された国の代表ですが、[8]あまりにも断片化しすぎており、その主張は支持されていません。
Vaultの実験[]
Vaultはアメリカ政府によって資金を供給され、政府にしたがって制御された施設です。表面上は数人の特権を持つアメリカ国民が大戦争を乗り切る事を目的とする施設でしたが、その秘密裏ではVault Projectが行われ、その大部分はとても不吉な目標を持ったものでした。
情報はVan Burenに基いています が,Falloutの正史には含まれない情報です. |
核戦争を乗り切るためのアメリカ政府の本当の計画は、地球が核により破壊しつくされた後でも生き続けられるように、他の惑星を見つけるというシンプルなものでした。別の惑星へ人類を輸送できるよう設計された宇宙船は工事中であったか、戦前には既に行く準備が出来ていたと考えられます。計画は、政府がオイルリグへ逃げ、次に宇宙船で別の惑星へ飛び立つものでした。[9]
地球への再入植や宇宙への船旅は、複雑な問題を伴う予測不能なものだったため、非常に厳しいものでした。したがって、平均的なアメリカ人が様々な問題にどう対処するのかをテストする為、Vaultの多くがある種の重大な欠点を抱えるように設計されました。ベーカーズフィールドのVault 12の例では、内部に致死量の放射能が漏れるよう設計されました。Vault 12の扉は閉じないよう故意に設計され、結果として彼らはグールに変異しました。これはカリフォルニアのグールコミュニティの創設に繋がりました。Vault 15は通常通り (偶然の岩崩れによって管理センターが埋まってしまうものの) 建築されましたが、様々な人種の人々が収容されました。これは多種多様な背景をもつ人々が、狭い環境に詰め込まれた時に一体どのような緊張状態が生まれるか調べるためでした。またVault 13は長期隔離状態の影響をテストするために、200年間の間、完全に扉が閉じられたままであることを意図され作られました。同じような目的をもつVault 101は、永久に外の世界と格別されたVaultであり、小規模社会の発展を研究するために扉は固く閉じられる事になっていました。こういった実験の目的は継続され続けました。
結果的に、エンクレイヴは宇宙船が壊れる事を危惧した指導者により計画が変更されました。別の惑星を探し、そこに入植するという当初の目標を諦め、既にそこにある地上へ再入植することを決意しました。Vaultの観察と研究は社会保存計画として継続され、実験対象の居住者の観察はエンクレイヴのオイルリグで行われました。彼らはVaultを観察し、多くの設備をコントロールしました。例えばエンクレイヴは戦争のすぐ後に警報解除信号をVault 8に送りました。これは彼らがVaultを捨て、自分たちの都市を創る事を促すためでした。またエンクレイヴはモニタリングツールでVault 13も観察していましたが、あまり問題は起こっていませんでした。しかしこれらの実験は後に殆ど意味のないものになりました。
Van Burenに基く最終的な情報です |
権力の掌握[]
大戦争後、長きに渡ってエンクレイヴはオイルリグで静かに過ごしていました。軍事力を強化し、アメリカ本土において、誰にも優る技術的優位性を確保するために働いていました。
そしてエンクレイヴはおよそ1世紀以上に渡って僻地から放射能濃度を観測し続け、新たに開発されたアドバンスド・パワーアーマーの放射能耐性がウェイストランドの下がりつつある放射能濃度を無視できる数値に下がった時、彼らはウェイストランドへ分散し、アメリカの再建を始めるべき時が来たことを確信しました。[10]
エンクレイヴはベルチバードを使ってカリフォルニア全体に偵察部隊を派遣し、オイルリグから活動を広げました。その後、エンクレイヴは古い忘れられたマリポーサ軍事基地を偶然発見しました。そこでは大戦争前にFEVウイルスの研究が行われており、それにより造り出されたスーパーミュータントは、エンクレイヴにとって大きな脅威となるのでした。
その後彼らはFEVタンクが基地の深い地下にあることを見つけ、周囲の地域から沢山の奴隷労働者を集めて作業を始めました。[11] そこは岩石崩落により埋まっており、何十年も忘れ去られていましたが、地下深くに埋まった複数のタンクには未だに古く馴染み深い、あの緑色の泡立つヌルヌルしたもの(FEVウイルス)が含まれたままでした。
エンクレイヴは研究し解析するためオイルリグへ集めたサンプルを送りました。しかしほどなくして、労働者達が生のFEVに晒されたり、誤ってFEVタンク内に落ちたりしていまいました。彼らはスーパーミュータントの第二世代へと変異し始めました。
スーパーミュータント化した労働者達は、すぐにエンクレイヴの監視を倒しました。彼らは最初のミュータント部隊によって残されていた兵器や装置、他のあらゆるものを手に入れ、上層レベルへ乱入し基地の中を迅速に制圧しました。上層レベルのエンクレイヴ兵達は慌てて後退し、基地から逃げ出しました。彼らは入り口を爆破し封鎖することで、第二世代のスーパーミュータント達を基地の中に閉じ込めました。[12] [13]
ザ・プロジェクト[]
様々な災難がマリポーサを襲いましたが、エンクレイヴにはまだFEVのサンプルがありました。そしてそれが必要だったのです。オイルリグでは米国陸軍化学隊がすぐに血清を作り初めました。彼らはFEVによってミュータント化した全ての存在に、非常に致命的で強力な毒を作れる事を発見しました。しかし調査の進展に伴って、被験者が必要になりました。彼らは2つの検査グループを必要としました。一つは清潔で、エンクレイヴと同様に純粋な人間でした。もう一つは放射能のFEVの影響を受けており、数十年の間外の世界で生きている「ミュータント」でした。彼らはアロヨの部族全員を誘拐することによって、容易く" ミュータント " のサンプルを入手しました。[14]
純粋に清潔なグループを得るのが、最も難しいことでした。エンクレイヴは化学隊にオイルリグで生活する人々を利用させないでしょうから、彼らは他の場所で確保する必要がありました。従って彼らはVault 13へ向かうことにしたのです。彼らはVaultドアを開けるために、Vaultのコンピューターにコマンドを送りました。居住者は軽い抵抗をしましたが、エンクレイヴは化学隊のFEV実験に参加させるため、Vault 13の居住者達をベルチバードに乗せ、オイルリグに送りました。[15]
顛落とその後[]
エンクレイヴがジェット気流に毒を乗せて、アメリカ本土の全ての変異した人々を全滅させる準備をしていた時、選ばれし者として知られている部族民がサンフランシスコ湾に何年も放置されていたポセイドンオイルタンカーに乗ってオイルリグに到着しました。選ばれし者はVault 13の居住者とアロヨの部族民を開放し、オイルリグの自爆シーケンスを発動させました。彼の活躍でエンクレイヴ本部は完全に破壊され、改良型FEVによる大虐殺は彼の手で救われたのでした。[16][17]
エンクレイヴはオイルリグの崩壊をなんとか乗り切りましたが、リチャードソン大統領の痕跡は全て歴史から消えてしまいました。彼らの指導力は衰弱し、分離していきました。その前に後退しなかったニューカリフォルニアのエンクレイヴ残党は、結局Brotherhood of Steelと手を組んだNCRによって粉々に砕かれました。しかしあらかじめエンクレイヴの高官オータム・シニアは東部にあるレイブンロックに大多数の生き残っているエンクレイヴ兵達を向かわせ、アメリカの旧首都であるワシントンD.C.の廃墟で、エンクレイヴとその強大な力を回復させるよう導いたのでした。[18]
残りのエンクレイヴ兵(なぜオータム・シニアと彼の部下がニューカリフォルニアに少数の兵しか残さなかったかは謎のままですが)はBrotherhoodとNCRによって探されました。極わずかのエンクレイヴ兵はNCRに潜伏することで一時的に難を逃れましたが、老いた熟練兵は、それ以外の兵士が捕まり、処刑されたと語っています。
復活[]
D.C.では、ジョン・ヘンリー・エデン がオイルリグの破壊まで政府が継続されて機能していたのを証明するために、東海岸の被核攻撃避難施設であったレイブンロックに移動するよう指示をしていました。少し前にリチャードソン大統領が"蒸発"した時、ZAXコンピュータはカリフォルニアに残ったエンクレイヴ軍に地位を要求し、権限を得るためにジョン・ヘンリー・エデンの人格を形成しました。ジョン・ヘンリー・エデンは国家の大災害の発生時に政府の継続性を確保するようにレイブンロックにプログラムされたZAX コンピュータのAIでした。その後、エンクレイヴは東海岸のレイブンロックに拠点を移し、長い年月をかけて資産の損失を回復させていきます。軍事兵器や軍需品の製造を再開し、[20]加えてオーガスト・オータムが(父の跡目を継ぎ、)軍隊の司令官として選任されました。[21]
エデン大統領の極秘計画は、長きに渡って "純粋" なアメリカを統治することでした。彼の前任者が計画していたような、ミュータントから自由を奪還する計画です。彼は「浄化プロジェクト」と呼ばれるバカバカしく夢見がちな科学的実験を行う人間たちがいることを知っており、それを利用する時が来たことを悟りました。程なくして、エンクレイヴの軍隊はジェファーソン記念館を"取り返"します。エデン大統領はキャピタルウェイストランド、及び残りの国全体をコントロールできる力を得た事で、ついに計画を実行に移し初めました。彼は改良型FEVウイルスを管理するより、綺麗な水の形をした抗ミュータント剤を世界中にばら撒くほうがより良い方法だと考えたのです。[22]
いつもの手口[]
浄化プロジェクトが2277年に再開された時、エンクレイヴは計画を行動に移しました。オータム大佐の指揮の元、部隊はすぐに浄化装置を占拠し、ウェイストランドでのエンクレイヴの存在を確立しました。彼らは検問所と地域監視所を至る場所に設置し、Brotherhood of Steelと戦争状態になりました。
Vault 87でエデンの園創造キットを捜索したのち、エデンは二重スパイとして活動させるために孤独な放浪者として知られる一人の人間を利用しようとしました。エデンは孤独な放浪者がBrotherhoodの浄化プロジェクトに参加し、土壇場で改良型FEVを給水装置に投入する事を望みました。しかしオータム大佐はこの計画に大反対します。彼は大統領に合衆国の旗のもとで、ウェイストランドを統一することを望んでいました。実のところ、オータム大佐は浄化プロジェクトの完成によって、大衆の支持を集めることを目論んでいたのです。しかしBrotherhoodがジェファーソン記念館を奪還した際に、彼は孤独な放浪者によって倒されてしまいます。彼が生き残っているかどうかは不明ですが、孤独な放浪者は最終的に、エンクレイヴの目標通り、ウェイストランドを浄化するチャンスの前に立つことになります。
ですが彼が実際にどのような行動をとったのか、誰も知ることが出来ません……そうでしょう?
エンクレイヴ シグマ分隊[]
レイブンロックの崩壊後、エンクレイヴは全軍の戦術的撤退を余儀なくされ、キャピタルウェイストランドでの彼らの支配力はかなり低下しました。エンクレイヴの駐屯地はBrotherhood等との戦いでボロボロの状態でした。ウェイストランド中に散り散りになった残党は他の部隊と連絡が取りにくい状況に陥りました。エンクレイヴは、ウェイストランドでの影響力を失いましたが、このような状況は初めてではありませんでした。
エンクレイヴはBrotherhood of Steelによって失われた人員を、洗練された少数部隊で補おうと考えました。彼らは以前、キャピタルウェイストランド外の機密施設に、様々な戦闘状況に対応できるエリート、"シグマ分隊" を遠方派遣していました。シグマ分隊はエンクレイヴ兵の中でも最も優秀な兵のみが属することを許される分隊でした。6人の兵からなるユニットで動いており、彼らのリーダーはヘルファイアアーマーとヘビーインシネーターを装備していました。それに加え、各メンバーが頻繁に戦闘行為を経験してきたベテランであり、彼らは経験豊富な戦闘員でした。シグマ分隊は最優先事項の施設やエンクレイヴ最高幹部の周囲に配置されました。
最後の抵抗[]
エンクレイヴの残党は、ウェイストランドから離れたアダムス空軍基地などの重要拠点へ散らばりました。Brotherhood of Steelは継続して攻勢を示しましたが、拠点侵攻の際に何度もリバティ・プライムを利用しました。彼らの大部隊がエンクレイヴの前線を掃討していた時、衛星中継ステーションからの軌道攻撃によって、Brotherhoodの最大の切り札であったリバティ・プライムを酷く損傷させることに成功します。この思わぬ勝利をもってしても、エンクレイヴはBrotherhoodを撃退するには至りませんでした。エンクレイヴはBrotherhoodとの戦闘で酷く消耗し、アダムス空軍基地への撤退を余儀なくされました。Brotherhoodは孤独な放浪者と共にアダムス空軍基地へ最後の攻撃を仕掛け、これを制圧、孤独な放浪者は軌道攻撃の目標システムをリセットして移動基地を攻撃します。これによりキャピタル・ウェイストランドのエンクレイヴは完全に崩壊し、残る残党たちもまもなくBrotherhoodによって根絶されたのでした。
西部の残党[]
かつて西部において強大な勢力を誇ったエンクレイヴですが、モハビ・ウェイストランドではもう何年も目撃されていません。せん滅を免れた構成員たちは東へ向かったか、NCRに吸収されたと言われています。
”— ロード画面より2281年の西海岸では、かつてエンクレイヴに所属していた数人の年配の生き残りが、NCR領土の国境近くで目立たないように過ごしていました。NCRの支配がシーザーリージョンの存在によって著しく弱かった頃、殆どのエンクレイヴ兵がモハビ・ウェイストランドから去りました。エンクレイヴのレムナント達はフーバーダム第二の戦いにおいて、運び屋を支持したかもしれません。栄光のための最後の任務で、彼らは死に物狂いでNCRに報復をしたか、リージョンを援護しました。彼らが運び屋に加勢したか、しないか、あるいは戦闘に参加したかどうか、その結果は未知のままです。
東海岸では、アダムス空軍基地に配属されていたエンクレイヴの科学技術者であるウィットリーが、補強された戦闘モデルのアイボットをナヴァロへ届けようとしていました。それはED-Eと呼ばれ、デュラフレームアイボットの情報と、自身の修理のために前哨基地に向かったのでした。しかし彼は知りませんでした。ナヴァロ前哨基地はNCRに攻撃され、既に崩壊していることを。[23]
ED-Eのプログラムは未完成であり、修理が必要でした。シカゴのエンクレイヴ兵によって作られたというログを含み、エンクレイヴの前哨基地がそこにあることを示唆しています。[24]ED-Eの側面にボルトで固定されたイリノイ州のナンバープレートは、他のエンクレイヴ前哨基地が北米のウェイストランドのどこかにまだ存在している事を仄めかすものであり、仮説を支持する事実の一つです。後にED-Eはモハビ・ウェイストランドの運び屋に拾われる事になります[25][26][27]
施設[]
西海岸[]
管理施設 "ENCLAVE"[]
エンクレイヴの管理施設としてエンクレイヴにより記録を書き換えられた、 ポセイドンエネルギー社の石油掘削施設は、カリフォルニアの沖合に存在します。大戦争後は合衆国政府の主要基地として機能し、オイルリグとして有名でした。爆弾が落ちてから、アロヨの部族民である選ばれし者によって破壊されるまで、エンクレイヴの主要な拠点として機能しました。
ナヴァロ[]
ナヴァロはカリフォルニアのオイルリグと同様にカリフォルニアの周囲への任務を行いながら、ベルチバードの燃料補給のための寄港として機能した古い精油所でした。オイルリグの外で活動する場合の主要な基地であり、ナヴァロ周辺はエンクレイヴ・コントロール・カンパニーのライトチームによって警備されており、ナヴァロ前哨基地の独立した指揮官によって命令され仕事をしていました。
マリポーサ軍事基地[]
マリポーサ軍事基地はFEVウイルス研究の大部分が行われていた戦前の米国軍事基地でした。戦後、マスターによってスーパーミュータントの軍隊を創造するのに利用されました。Vault居住者の手でマスターと基地は破壊された後、それはエンクレイヴにより掘り返され、新たにスーパーミュータント化した奴隷労働者が閉じ込められ、捨てられた場所です。[28]
東海岸[]
レイブンロック[]
レイブンロックはエンクレイヴの2277年の活動の主要な拠点でした。孤独な放浪者はオーガスタス・オータム大佐により捕らえられ、レイブンロックに監禁され、取調室に連れて行かれます。エデン大統領は孤独な放浪者に個人的な話ができるよう、彼を離すように命令します。エデン大統領の元へ孤独な放浪者がたどり着くと、彼に改良型FEVウイルスを浄化プロジェクトに使用するよう頼まれます。
衛星中継ステーション[]
レイブンロックの崩壊後、衛星中継ステーションはエンクレイヴの主要な通信施設でした。浄化施設での痛烈な敗北に続いて、この施設はエンクレイヴの残存戦力を調整するために使用されました。リバティ・プライムによって導かれたBrotherhood of Steelによる圧倒的な攻撃を防いでいる間、移動基地クロウラーにリバティ・プライムへのオービタルストライクの要請がされました。結果的にリバティ・プライムは殆ど破壊されましたが、施設はまもなくBrotherhoodによって制圧されてしまいます。
アダムス空軍基地[]
アダムス空軍基地はレイブンロック崩壊、そして放棄後のエンクレイヴの新しい主要基地でした。キャピタルウェイストランドの外側に位置し、大統領専用メトロを通して行くことが出来ます。基地施設はエンクレイヴのいくつかのVB-02 ベルチバードを収容しており、歩兵分隊と固定砲台によって防衛されていました。エリア内の主要な管理拠点となった移動基地クロウラーのプラットフォームからは、正体不明の軌道兵器によるオービタルストライクを要請することができます。最終的に、アダムス空軍基地の制御は孤独な放浪者によってエンクレイヴから奪い、エンクレイヴの最後の主要基地を破壊することに成功しました。しかし同時にBrotherhood of Steelの拠点である要塞へも爆撃することが可能でした。
シカゴ[]
デュラフレームアイボットプロジェクトを指揮していたウィットリーというエンクレイヴの技術者が、グレート・ミッドウェスト州連邦のシカゴにエンクレイヴの前哨基地が存在することを、個人的な音声ログに録音しています。[24]明確に示唆されたにもかかわらず、現在の状態は不明です。[verification needed] [要出典]
注目すべきメンバー[]
2238-2242[]
指導者[]
- リチャードソン・シニア大統領 (2238より前)
- ディック・リチャードソン大統領
- ダニエル・バード副大統領
兵士[]
- カーネル・サンダース
- ナヴァロ前哨基地の司令官
- ピカード大佐
- ジュダ・クレーガー大佐
- アーチ・ドーナン軍曹
- ブラックス軍曹
- グラニット軍曹
- ジョンソン
- ギャノン・シニア
- オリオン・モレノ
- J. スミス
- スヌーキー
- ウィリアム・ブランダイス
科学者[]
- トム・マレー
- Dr. チャールズ・カーリング
- Dr. ヘンリー
- Dr. シュレーバー
技術者[]
- A. ロン・マイヤーズ
- ケビン
- クインシー
- ラウル
その他[]
- スペシャルエージェント フランク・ホリガン
- ベルチバードパイロット デイジー・ホイットマン
- クック クッキー
- クォーターマスター
- アルケイド・ギャノン
- クリス
2242-2278[]
主導者[]
- ジョン・ヘンリー・エデン大統領
兵士[]
- オーガスタス・オータム大佐
- ウィリアムズ大尉
- マシュー・スコット一等兵
- エンクレイヴ・シグマ分隊隊長
- J.J. ブラック
- J. タックマン下士官
自然科学者[]
- Dr. グラント
- ハワード
- アンナ・ホルト
- ウィットリー
- オータム・シニア
技巧者[]
- スティッグス
2278年 以降[]
- ED-E
- ED-E'のコピー
ノート[]
- 問え、真実を として知られている戦前の組織は、戦前の連邦政府(後のエンクレイヴ)から高度な試作型エネルギー兵器を盗むことに成功しましたが、すぐに根絶されました。引用エラー: 無効な
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タグです。数が多すぎるなどの理由で名前が無効です - ニューレノではエンクレイヴがマフィアのサルヴァトーレファミリーと共に秘密の取引を交わしました。取引の条件は、エンクレイヴが強力なレーザーピストルをサルヴァトーレに提供するのと引き換えに、それらで他のリノのマフィアを威圧しろというものでした。[29][30]
- 化学隊は実験の為の被験者として機能するよう、アロヨ全体の部族民を誘拐しました。[31]
- 峡谷のそれほど遠くない外にあるクラマスの町に、デイジー・ホイットマンのベルチバードがロータの不調のため墜落し、乗組員は死んでしまいました。ただひとつのミスター・ハンディモデルのロボットが事故を生き延びましたが、事故の影響で誤作動を起こしていました。その結果、クラマスに住む純真な人々によって、峡谷に幽霊が住み着いたと噂されてしまいました。[32]
- エンクレイヴはポセイドネットを使用していました。これはポセイドンエネルギー ゲッコー リアクターシステムに置き換えられています。端末からログインすると、ユーザーがゲッコーの原子力発電所の記録を回覧することができました。これらの端末は4つ確認されており、全て稼働していました。オイルリグに2つ、ナヴァロ前哨基地に1つ、ゲッコーに1つ存在しました。[33]
- エンクレイヴは、手駒としてデスクローを利用するのを試みています。彼らが特別に設計された技術で、いくつかのデスクローの制御に成功したことがFallout 2で証明され、Fallout 3で実際にその成果を見ることが出来ます。[34]
- プレイヤーがレイブンロックを破壊するようエデンを説得すると、エンクレイヴラジオは一切聞けなくなりますが、それでも彼のアイボットはウェイストランドをさまよいます。そしてその周囲にエンクレイヴ兵もいるでしょう。
- エンクレイヴの兵士が、カップルか3人のグループでキャピタル・ウェイストランドをパトロールしているのを見つけることが出来ます。彼らはすぐにプレイヤーを攻撃してきますが。
- エンクレイヴは、3つのよく知られる政府部門から構成されています。米国陸軍、研究開発、平和維持および復興です。[35]
登場[]
エンクレイヴは、Fallout 2とFallout 3にて主要な役割を務め、Falloutには少しだけ登場します。Fallout: New VegasとそのDLCであるLonesome Roadには、マイナーな存在として登場します。Black Isle'sによって開発中止となったFallout 3にはパトロールチームが登場予定でした。加えて、エンクレイヴはFallout Bibleで頻繁に言及されます。
舞台裏[]
Fallout 3の開発初期段階で、ベセスダはエンクレイヴとベルチバード仕様の2つの異なるエンブレム(以下の画像)をコンセプトアーティストであるアダム・アダモウィッジに描いてもらいました。[36]
情報源[]
- Fallout Bible
- J.E. ソーヤーによるFallout RPGゲーム
ホロディスク[]
- Military base level 1
- Military base level 2
- Military base level 3
- Military base level 4
- Military base outside
- State of the Nation
- The Project
- Power plant operations
- Word list
参照[]
- Fallout 2 Enclave appearances
- Fallout 3 Enclave outposts and camps
- Federal government
参考資料[]
- ↑ ED-E My Love
- ↑ ED-E 2
- ↑ Fallout Bible 6.
- ↑ ディック・リチャードソン大統領との対話: "{174}{prs19}{私は人々によって選出された大統領です。合衆国はまだ存在しています。神は一人一人、私達を祝福してくれます。私たちは、戦争後の世界を生きるために、順応しなければなりませんでした。}"
- ↑ エンクレイヴ・ラジオ スピーチ #1
- ↑ ベルチバード供給ステーション
- ↑ 7.0 7.1 Fallout Bible 0|"連邦政府(必ずしもエンクレイヴという訳ではなく、いずれかの連邦政府の支部が担当していた)は今まで、Vaultが社会生存のための最高のチャンスである、と考えたことがないかもしれません。―政府は自分たちが世界を再建するのに最も適した存在であると考えていました。核や生物兵器的な戦争が起きた場合に備え、彼らは必ずしもVaultがあるというわけではなかった国中(または他の場所)の遠隔施設に移転することで、尻を隠したのです。エンクレイヴは、確かに閉ざされたVaultを掘り起こし、文明を立て直すために人間たちを利用しましたが、あまり多くの努力を捧げているようではありませんでした。"]] 引用エラー: 無効な
<ref>
タグ; name "FB0"が異なる内容で複数回定義されています - ↑ Fallout 3 Official Game Guide Game of the Year Edition page 41: "ここしばらく、エンクレイヴ(合衆国政府の残党)はカリフォルニア沖の油田掘削施設に避難していました。同国には新任の司令官である、ジョン・ヘンリー・エデン大統領が存在しますが、彼らに何が起きたのか、それについては殆どわかっていません。しかし最近の報告と人々の噂から、エンクレイヴが再起していることが分かっています。そしてその基盤がレイブンロックとして知られる安全な地下施設を中心に構成されており、そこでの最初の接触は35年前でした。その間に、新任のエデン大統領は、レイブンロック軍事基地で利用可能な技術の一部を利用し、エンクレイヴの資源をゆっくり再構築していきました。ベルチバード、兵器、およびロボットを造るのは簡単でしたが、人間の支持者を見つけることが一番難しかったようです。彼の答えは、ウェイストランドを飛び回るアイボットを作り、プロパガンダを吐かせることに加え、オータム大佐に頼ることでした。彼はエンクレイヴの軍人をコントロールし、望みを拡大させていきました。エデンは政府支持的な美辞麗句を使って、彼をまくし立てることができ、栄光に包まれた戦前のアメリカの再起を約束したのでした。白い杭柵、野球、アップルパイ、そして世界的な覇権を握った古き良きアメリカの土地を。"
- ↑ ティム・カインがパヴェル"アーサー" デンボフスキから取得した、Fallout 2の設計文書に書かれたVaultの実験の本来の目的の情報。またVan Burenのブルームフィールド宇宙センターの設計文書でも言及されています。:“
2076年11月、エンクレイヴはブルームフィールド宇宙センターの管制を支配しました。彼らは間近に迫る核戦争を危惧して、選ばれた人々(主に自分たち)を乗せて惑星外へ飛び立てるようにエルメス-13を改造しました。しかし目的地は決まっていませんでした。
” - ↑ マリポーサ軍事基地地下4階にあるホロテープ資料 (Fallout 2) : "発掘は計画通りになるでしょう。古いマリポーサ軍事基地の図面から判断すると、私たちはまもなくFEV貯蔵エリアに到達します。増加レベルの上がっているFEVウイルスは空気と私達が取り入れた土のサンプルの両方に存在しています。運が良かった。私達のスーツはウイルスを無視しますから。すぐに突然変異誘発要因となった純粋なサンプルがあると、エンクレイヴのメンバーに伝えて下さい。"
- ↑ マリポーサ軍事基地地下4階にあるホロテープ資料 (Fallout 2) : 労働者の地元民達が、直にむきだしの純粋な原液に触って(あるいは浸って)しまったり、ウイルスに長時間晒されることで、完全変異を起こさない事が私の希望です。覚えているかもしれませんが、微量なウイルスがこの地域で検出されています。それに加え、この地域に住んでいる被験者達への検査では、彼らがFEVウイルスに対して耐性を構築していることが判明しています。"
- ↑ マリポーサ軍事基地地下4階にあるホロテープ資料 (Fallout 2) : "しかしながら、私はFEVウイスルがこの階へ漏れ出すことが計算に入っていなかった頃から警告をしています。私は純粋なサンプルを入手したらすぐに基地の入口を封じると忠告しました。私達が一旦去るのであれば、基地内のFEVに晒された労働者を閉じ込め、外の"友好的ではない人々"の手にウイルスが渡るのを防ぐ必要があるからです。"
- ↑ マリポーサ軍事基地外にあるホロテープ資料 (Fallout 2) : CHQ 宛 "私達の科学チームは、マリポーサ軍事基地で入手されたサンプルを検査し終えました。それは99%純粋であると確認されました。そちらにまもなくサンプルが届くことでしょう。言わずとも分かるように、一旦純粋な原液がむき出しになると、労働者達は急速に変異しました。深刻ですが、許容できる損失として報告されます。私は基地から避難するよう命令しました。最後の人間が出てきたのち、私たちはすぐに基地の入口を吹き飛ばし、中にスーパーミュータントを閉じ込めました。" カーネル・サンダース
- ↑ {280}{prs57}{感動しました。しかし、急激な変化はあなたの村人を変えてしまいます。そして自然進化の段階変化とは違う、他のミュータント同様に酷く異なるものになるでしょう。} {258}{prs48}{彼らをテストに使いなさい。あなたの村人の全員は、Vaultの血統を引いています。そして私たちはF.E.V.の毒素がまだ効果的に有効かどうか確かめなければなりません。Vault 13の被験者達には、毒素の効果とFEVの接種をテストします。}
- ↑ The Project
- ↑ For Auld Lang Syne
- ↑ ジュダ・クリーガー
- ↑ Fallout 3のエンクレイヴ前哨基地とキャンプ
- ↑ アルケイド・ギャノン
- ↑ エンクレイヴ・パワーアーマー(Fallout 3)
- ↑ エンクレイヴラジオ
- ↑ Project Impurity
- ↑ Fallout: New Vegasのクエスト:For Auld Lang Syne
- ↑ 24.0 24.1 ED-E's recordings:
"サブジェクトE:分析完了。再生開始"
"私はアダムス空軍基地の研究者、ウィットリー。最近まで、戦闘モデルアイボットに関するデュラフレーム強化プロジェクトを指揮していた"
"アイボット・デュラフレーム・サブジェクトEはプロトタイプで、本テストグループでは最後の可動モデルだ"
"私はマシンに取り付ける重要なアップグレードの数々を作る予定だった"
"しかし、プロジェクトが中止され、デュラフレームのロボットはすべてヘルファイア・アーマーに転用されるため、このモデルをナヴァロ前哨基地に送ろうと思う"
"もし君が、シカゴのエンクレイヴ前哨基地でこのログを聞いているなら、ロボットを修理して、ナヴァロへの旅を続けさせてやってくれ" - ↑ ED-E My Love
- ↑ ED-E 2
- ↑ Fallout Bible 6.
- ↑ マリポーサ軍事基地発掘計画
- ↑ メッツガー
- ↑ Fallout 2のサイドクエスト:Help guard Enclave transaction
- ↑ Fallout 2 のメインクエストの最終クエスト:Stop the Enclave
- ↑ デイジー・ホイットマンとの対話
- ↑ エンクレイヴ通信兵
- ↑ 懐柔ユニット
- ↑ エンクレイヴ実地調査ターミナルエントリ:
- 米国陸軍についての記述 RHOキャンプ、クレーターキャンプ、短期的人口データ
- 研究開発についての記述 RHO基地のオリエンテーション & クレーター基地のオリエンテーション
- 平和維持および復興についての記述 短期的人口データ
- ↑ http://fallout.bethsoft.com/adam/
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